【土地を売却する場合】
古家付の土地を売却する際には解体工事が必要になることがあります。解体工事をするにあたっては2つのパターンが考えられます。
1.売主さんが解体工事をする場合:売主が事前に更地にしたうえで土地を引き渡します。
2.買主さんが解体工事をする場合:買主が売買代金の決済後に解体工事を行います。
どちらのパターンが得になるのでしょうか。
状況によりますが、自分が解体工事費用を比較検討できる立場を選択することをお勧めいたします。解体工事費用を事前に決定して売買代金の計算に入れてしまう場合にはどうしてもリスクの部分を解体工事代金に上乗せしてしまうため、解体工事代金が実際の金額よりも高くなってしまうことが多いです。
よって、相見積をとることで確実にコストを下げることができるように自分が解体工事費用をコントロールできる立場で売買契約をする必要があります。