【道路拡張等に伴う立ち退き】
道路拡張等に伴う立ち退きが必要な場合は、立ち退く時期、立ち退きの条件などを都道府県や市町村の担当者の方と打ち合わせが必要となります。道路拡張等に伴う立ち退き工事での一番の特徴は、解体工事に際して隣の敷地を使えるということです。つまり、一般的な解体工事に比べて立ち退きの解体工事がの方が工事が簡易ということが多いということです。
01_隣家が早めに引っ越した場合の解体工事
隣の家が早めに引っ越してしまって解体工事を行った場合には、解体業者が隣の敷地を使うことができるため、解体費用が少し安くなります。このため、隣の家よりも後に解体工事をやった方が有利ということになります。次の引っ越し先との条件などでなかなか引っ越しの日程は思うようにいかないことが多いかもしれませんが、解体工事のコスト削減の一つとして頭に入れておく方が良いでしょう。
02_隣の敷地を利用する場合
隣の敷地を利用するに際しては、各市町村の用地課の人と解体工事業者とが打ち合わせをして、必要書類に記入し届出をします。道路拡張工事による立ち退きでは最近は立ち退きする人が十分な補償をすることが多いと聞きます。立ち退きで儲かることはありませんのである程度の条件で折り合いをつけるしかありません。